瞑想って何？

流行っているけれど瞑想ってなんか怪しい…

本当に効果があるの？

そう疑問に思うことはありませんか？

興味はあるけれど、躊躇してしまうことも多いのではないでしょうか。

この記事では、「瞑想」の効果を説明していきます。

私も実践者の1人として、

瞑想の中で感じたことや日常生活での変化もお伝えします。

では、どうぞ！

【瞑想って何？】

瞑想の発祥は、約5000年前のインドであるといわれています。

約2500年前、瞑想はブッダが悟りを開いた時にも修行として実践していたようです。

現代では研究も進み、思考整理に効果的な方法として科学的にも証明されているようです。

現代は、便利な家電や道具に溢れているけれど、マルチタスクで時間に追われ、

起きた瞬間から寝る直前までスマホの利用で脳が絶えず動き続けています。

また、情報に溢れ様々なメディアに振り回される毎日になっている人も多いのではないでしょうか？

そんな毎日を過ごしていたら、思考は常に散らかっている状態です。

モノや情報はたくさんあり、満たされているはずなのに

心は満たされない

目や耳から絶えず入ってくる周りの刺激にばかり目が向いてしまっていませんか？

自分の内側に目を向け、頭をからっぽにして無心になり、意識をシャットアウトさせる行為です。

そんな不要なものを手放し

頭の中を綺麗にすること

頭の中にスペースを作り整えること

現代の瞑想ではそんなことを目指していきましょう！

【瞑想って怪しいもの？】

瞑想による効果の研究は進んでおり、近年アメリカではれっきとした治療として行われているようです。

日本人は警戒心が強いので、不安に感じたり怪しいと思うのも無理はないと思います。

瞑想がどうして効果をもたらすのかというと、「デフォルトモードネットワーク（DMN）」が関係するそうです。

睡眠中も実は脳内は活動している状態であり、ぼーっとしていても頭の中では色々な雑念が浮かび、消え、、、を繰り返します。

DMNは「心がさまよっているときに働く回路」とも言えます。

このDMNを鎮めることができるのが瞑想なのです。

そのほかでも、

脳内では記憶を司る海馬などの脳の容積が増えたり、

ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌が抑えられ、

幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されたりするなどの影響があります。

【瞑想は難しいもの？】

簡単です。

「瞑想」というと、お寺や山奥で座禅を組んでただ我慢し続けるというようなイメージが強いですが、まず大切なことは「呼吸に集中すること」です。

日常生活の中で、ゆったりと座り、そっと目を閉じて。

静かに過ごす時間を感じる

これで良いんです。

無理はせず、肩肘張らず、ただ「呼吸に集中すること」が大切です。

目を閉じて、視界を遮ることで周りの情報をシャットアウトすると、

「今」に意識を向けやすくなります。

【瞑想で得られる代表的な効果】

瞑想を行うことで得られる代表的な効果は以下の通りです。

＊日常のパフォーマンス能力の向上

雑念がなくなり、脳にスペースができると、処理能力がアップし、集中力が上がります。そして、頭が冴えて不安が減り、パフォーマンス能力も向上するのです。

＊自分に自信が持てる

気持ちの切り替えが上手くなり、日々の中に心の余裕が生まれるため、

結果的にポジティブに物事を捉えられるようになります。

＊リラックス効果・疲労回復効果

無心になり、脳の働きを休止することで疲労回復になります。深く、ゆったりとした呼吸は副交感神経を優位にさせ、リラックス効果も感じられます。

＊アンチエイジング効果

染色体の末端につく「テロメア」が短くなると、老化が進みますが、これはストレスが大きく関係しているそうです。マインドフルネスになると、テロメラーゼのおかげで、「テロメア」が長くなり、また短くなりずらくなるそう。

【瞑想ってどんなものがあるの？】

瞑想は大きく分けて以下の３種類です。

マインドフルネス瞑想

∟現代的で流行りの瞑想方法。ヴィパッサナ瞑想と似ていますが、宗教的な要素が少ないのが特徴。「今この瞬間」に目を向け、価値判断をせず、ありのままに受け入れている状態を目指します。楽な姿勢で座り、呼吸に意識を向けます。注意がそれたらまた呼吸に意識を向け直します。

ヴィパッサナ瞑想

∟「ヴィパッサナ」は「よく観る」の意味。仏教の修行で行われてきたものです。自分を客観的に「観る」ことによる「気付き」を大事にしています。呼吸を続けることで、体を巡る空気の流れを感じます。自分の中から出てきたいろいろな思いや考えに気付き、その事実のみを観察する方法です。意識に上がってきたものに対して、何の判断も思考も持たず、ただ観察し続けます。

サマタ瞑想

∟「サマタ」の日本語は「止」を意味します。心を落ち着かせることを目的としています。イメージとしては、浮かんでくる思いや考えを消そうとするのではなく、隅に置いておくというような感覚。ロウソクなど、特定のものを見つめ続け、注意がそれたらまた対象物を見続ける。を繰り返すうちに心が落ち着いてきます。

【まとめ】

今回の記事では、瞑想はどのようなものか、得られる効果とともに説明しました。

これで、もっと気軽に瞑想に挑戦していただけると思います。

体験すること__________________

すぐに効果を実感しようとせず、

ただ行うことを大事にして日常生活に瞑想を取り入れましょう！

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